MILLION C@STINGの第1回投票期間が先日2/28に終了しました。
正式な結果発表は3/8頃とのことですが、終了前の得票状況を見るに私の担当である七尾百合子は「被害者・未遂(患者)」で1位当確の様子で、TA以来となる投票企画でのメイン役獲得という最高の結果が得られてホッとしています。
過去投票の時よりも少しだけ積極的に情勢を追っていたのもあり、色々と思うところもあるので雑感を残しておこうと思います。
わかってる人向けのエントリなので、MILLION C@STINGとはなんぞやの説明はなしで。公式見ましょう。
■百合子Pとして
○準備期間
私自身はPapagenoさん(@pa_pa_geno)立上げの百合子コミュニティで主として(ミリシタ内コンベンションセンター稼働後はそちらも併せて)情報収集をしていました。
コミュニティ内では年明けぐらいから百合子にはどの役が似合うのかの妄想・プレゼンが投下されており、その発想なんかを興味深く見ていました。その中で個人的に特に覚えているのは自意見含め以下3つですが、いずれも投票先とするにはピンと来ていませんでした。
- 逆ミステリー! 刑事(新人ナース)・・・百合子に「先輩」と言わせたらかわいいと思うけど、配役的にはラスアクのリリー警部と丸被りで目新しさがない
- 逆ミステリー! 被害者・未遂(患者)・・・書店員はゲーム内での言及はあるものの、百合子はなんだかんだ売る側より読む側のイメージが強い
- 生き残りゲーム 富豪・・・物書きでひと山当てて富豪に...は連想にワンクッション必要。配信者杏奈との共闘は期待できるけどメリットデメリットが未知数
私の文学少女百合子に関する解釈の幅が狭いと言われればそれまでですが、やっぱり直感的ではないなぁと感じていました。
TA~TCの時を振り返るに役を勝ち取るには以下の要素のどちらかは必要だと思っており、それが満たされない状態では投票先とするには抵抗がありました。
- 勇者百合子、魔王朋花のように直感的にそのアイドルに似合う役である
- 「あのね、売ってほしい土地があるんだ」「茜ちゃん絶対に島送りにするからね」のような印象的なキャッチコピーがある
上記を満たして琴線に触れるプレゼンはなく、かと言って自分で代案があるわけでもなく、投票開始後に多数派に乗るしかないかと思っていたところに示されたのが「#風邪の戦士」でした。
それまでに出てこなかったのが不思議なくらいシンプルかつ、単体で「七尾百合子」「患者」がわかる強いキーワードで、これによって私の中でも百合子の「被害者・未遂(患者)」のイメージが明確になりました。
最終的には多数派に連動することになるものの、自身の初動は「被害者・未遂(患者)」を推していこうと決めて投票期間に突入することになりました。
○投票期間
投票期間における私の基本方針は以下3つでした。
- 無料票は全て、課金票は1日1回ガシャ分のみ集める
- 安易な一斉投票(特にトップ状態での一斉投票)には賛同しない
- 百合子-副担当のペアに全ツッパ
1.はまぁ基本的なことで、普段は衣装全回収で打ち止めにしてるPSTイベをもう少し頑張るくらいで、残りはいつものルーチンで回収できたので大変ではなかったです。投票券付有償10連は流石に金銭的負担が大きいのでよほど競らない限りは手を出さないことにしました。あと、プレミアムパスとシーズンパスも購入していました。こちらは投票券関係なく購入していたので実質無料みたいなものですけどね。
2.に関しては、トップ状態だと最終盤以外はあまり効果が得られず、むしろ自陣営の余力を公開してしまうことになるのでデメリットが大きい行動だと思っています。他陣営がそれで盛り上がってるのをみるとやりたくなるのはわかりますが、「勝ち」を目指すなら我慢が大事だと思います。
3.についてはまぁ毎回担当にしか入れてないのですが、AS担当の響に第1回でこれって役がなかったので、百合子一本で行くことにしました。ペア票は新規導入されたシステムなのでできるだけ乗っかりたく、副担当(響、美希、美奈子、エレナ)が同テーマにいればそこに、いなければ同テーマ内で推したいところに使うつもりでした。結果的にはエレナが「被害者・1(同僚ナース)」にいたため、大半はそこに入れました。
いざ投票が始まってみると、百合子は初動こそいくつかの役に票が散らばりましたが、「被害者・未遂(患者)」1位でスタートし、その後は対抗馬が出現することもなく淡々と票を積み重ね、最後まで無風のまま駆け抜けました。
振り返ってみれば、「被害者・未遂(患者)」は「医師と顔見知りの店員である患者」という物語にどう関わるのかよくわからない役柄で、明確なキャッチコピーを他陣営が打ち出しにくかったのかな、と。そんなよくわからない役柄に「中二病」「書店員」「風邪の戦士」といったワードで百合子のアイデンティティを見出した人たちは凄いと思います。
全体と比較すると、百合子は役1位の中で最終日までは獲得票は最低で推移してて、他陣営が中途参戦するのではないかとドキドキしていましたが、第2回投票もあるためか、結果として他テーマも含めて中途参戦があった役はありませんでした。
ちなみに個人的に「被害者・未遂(患者)」への中途参戦を警戒していたのは紬と静香で、紬は「被害者・未遂(患者)」の3位におり単体での地力がありTBでも競り負けていること、静香は同テーマ内別役でトップを走っていた未来や志保からのペア票が期待されることがその理由でした。特に静香が店員のうどん屋でうどんを啜る志保は想像しただけで面白く、百合子の対抗馬にならないのであれば、私自身で積極的にプレゼンしたいくらいでした。
実際には、両者とも早々に第2回投票に狙いを定めたようで中途参戦してくることはなかったので杞憂でしたね。
期間中はTwitter上でぽつぽつ企画もあり、乗れるものは乗りたいと思っていましたが創作系は技術もセンスもないのでなかなか乗れず、そんなに自分から発信はできませんでした。ただ、他の方が出してきたものを見るのは楽しかったです。(Twitterの使い方の事情でファボはしないものの見てはいましたよ)
■観戦者として
百合子以外のアイドルの動向は準備段階では全く追っていなかったことと元から百合子(と参戦があれば響)以外に票を割くつもりがなかったことから、他テーマ・他アイドルに関しては完全に傍観者でした。
一応個人的な興味としては、TA~TCでメイン役を一度も獲得していないシアター勢(未来,翼,育,歩)が役を獲得できるかは注目していました。
○現代伝奇ホラー
桃子(「妹」)と育(「少女」)がタッグを組んで独走した一方で、「姉」で瑞希とまつりが、「従姉妹」で春香とこのみさんが、「医師」で貴音と歌織さんが競争を繰り広げており最後まで本当に目が離せませんでした。
瑞希・春香(・歌織?)とまつり・このみタッグで競っていたみたいですが、どういう経緯でこういう風にわかれたのかは私にはわかりません。別の誰かが振り返ってくれるでしょう。
それにしても桃子は強いですね。全アイドルの中で唯一の全勝です。とはいえ、TA02やTC01のリリイベでけこ姉の役にかける思いや選んでくれたPへの感謝と涙を直に見ている身としてはそれもありなんとは思います。(他のキャストの方も同じくらいの思いを持っているとは思いますが、けこ姉はそれを特に顕著に見せているかと)
○生き残りゲーム
歩(「ギャンブラー」)と星梨花(「富豪」)が独走する一方で、「地味な大学生」で麗花と美希が、「フリーター」でジュリアとロコが、「ネット配信者」で茜ちゃんと翼(と杏奈)が競り合う展開で、個人的には一番ドラマがあったと思うテーマです。
「ネット配信者」における翼は前述の未獲得組の中では唯一初動で1位を獲れておらず、麗花-茜の定番コンビが相手になったことからも「そこ突っ込んじゃったかー」という感じだったのを4日目に美希と連携して3位から1位に浮上して以降は茜ちゃんの追撃を躱し続けたのは凄かったです。
麗花と美希はいずれも「地味な大学生」という感じの性格ではないものの、配役としては確かに見たい!と思わされるものでした。美希が1位になった時もありましたが、基本的には麗花が常時リードしており、ASトップクラスの人気アイドルを抑える麗花恐るべしという感じでした。
そして「フリーター」、前述の2役は前日までに激しく競い合っており最終日にはほぼ決着していたのに対して、最終日に順位変動が起きたのが印象的でした。またそれにより2位の得票数がネット配信者を追い越しゲスト出演枠が最後の最後に入れ替わったのも驚きました。
タッグがはっきりしていた現代伝奇ホラーに比べると、3役7アイドルで様々な組み合わせがあり、ペア票の動向が読めなかったのがこのテーマの特徴だったかと思います。また、美希が麗花に追いつけなかったのは「美希-翼」の組み合わせしかなかったのが一因だったのかなとも思いました。(ロコは茜ちゃんと杏奈、麗花は茜ちゃんとジュリア、翼は美希とジュリア、茜ちゃんはロコと麗花からペア票を得ていたように思います。歩と星梨花のペア票がどこに流れたのかはちょっとわかりません。)
あと、富豪はもっといろいろなアイドルが参戦するかなと思ったのですが、有力候補がみんな第2回投票に行ってしまい、星梨花独走になったのは意外といえば意外でした。
○逆ミステリー!
とにかく無風でした。琴葉(「犯人(ナース)」)、風花(被害者・1(同僚ナース)」、未来(「刑事(新人ナース)」)、志保(「被害者・2(医師)」)、百合子(「被害者・未遂(患者)」)でそれぞれ初動から独走し続け、最後まで入れ替わることなく駆け抜けました。
しかし、唯一競争があった雪歩と律子の「犯人(ナース)」2位争いは最後まで僅差で結果発表までどちらが上回ったかはわかりません。
このテーマでは明確なタッグはなく、各役トップのアイドル同士で緩やかにペア票を共有していたように思われます。よくわからないのは一人でおかしい数字の票を集めていた琴葉のペア票の行く先で、誰かに流れていたのかそれともペア票白紙で突っ走っていたのかは最後まで分かりませんでした。(全体に流れていたならもうちょっとテーマ全体の票数が底上げされててもおかしくなかったと思ってるんですが...)
個人的には、琴葉-エレナー未来-志保-百合子の組み合わせが見たくて、副担当のエレナにペア票を入れていましたが、風花に大きく引き離され、2位役も狙えなかったのは残念でした。そんなこともあり、最終日は雪歩に票を回していました。ちょっとだけですけどね。
ちなみに、投票開始前の私の予想は以下の通りでした。2人入ってるところはその2人でやり合うだろうなと思っていたところです。前述のとおり、百合子以外の陣営の事前情報は全く入れてなかった中で、そこそこ当たってると見るか、見当外れと見るかはなんとも言えない感じです。(どういう意図でこの配役にしたかは気が向いたら追記します。※3/4追記)
少女-妹のラインから膨らませた感じ
- 少女・・・影のある少女、ということで最近ミリシタ内で役者方面の才能を爆発させている育か、アニマス劇中劇イメージからやよい
- 妹・・・育ややよいと関係性があって妹イメージの強い年少組ということで桃子
- 姉・・・桃子の姉年齢だとティーンズかな?って中で心配性はという感じで琴葉、雪歩
- 従姉妹・・・面倒見のいい子ってことで恵美。春香が出てこなかったのは姉は琴葉と強い確信を持ってたから(大外れでしたが)、それに引っ張られたんだと思います。
- 医師・・・ミリシタでお医者さんといえば、志保SSRの2枚目ですよね。
ここは関係性よりも純粋に役柄イメージだけから想像。
- 地味な大学生・・・年齢的に合っているアイドルの中で自分を地味と思ってそうなのり子と律子。律子はネット配信者もありえるかなーと思ってました。
- ギャンブラー・・・「ただ、こう見えて…勝負事は好きなのです。」のセリフの印象が強くて瑞希。ゲッサンミリオンが好きすぎる。
- フリーター・・・アイドルになる前はフリーターだった歩。グリ時代の設定に引き摺られてますな。
- ネット配信者・・・ゲーム系Youtuberっぽさある杏奈と撮るのが好きな亜利沙かなと。エンターテイナーって方向性は全然考えてなかったです。
- 富豪・・・セレブイメージのある伊織と千鶴の2人。考えてみれば孤島サスペンスホラーの館の女主人と同じだコレ。
犯人(ナース)から関係性を考えて埋めた感じ
- 犯人(ナース)・・・風花は間違いなく新人じゃないナースのどちらかで、どうせなら主役かなと。
- 新人ナース(刑事)・・・「先輩」呼びが一番似合う翼か、「ドジ!」が似合い過ぎる未来。
- 被害者・2(医師)・・・風花とカップリングできそうで医師イメージに合うということで歌織さん。周りとの年齢を合わせた故ですが、医師候補は志保とテーマが逆でしたね。
- 被害者・1(同僚ナース)・・・医師を誑かしたというイメージで考えていたので、風花と同年代で悪女もできそうな人ということであずささんかなと。
- 被害者・未遂(患者)・・・あまりにも情報がなさ過ぎて全然想像がつかなった役。ここに百合子が似合うと考えた人はすごいですね。
予想では役未獲得組を少し無理目に放り込みましたが、実際には4人ともそれぞれきっちりメイン役をゲットしてくれたのはミリPとして非常に嬉しいです。前回まではそんな感じもあんまりしなかったですが、今回は未獲得という要素は明確にバフとして働いてましたね。
期間通して楽しくはありましたが、1か月はやはり長いなと感じました。結局本当に盛り上がるのは初動と最終日付近なので、ガシャやイベントスケジュールとの兼ね合いはあるんでしょうけど、もう1週間短くてもよかった気はします。
第2回は3/11から3週間弱ということで、第1回よりはスピーディーな展開になるんでしょうね。20人以上のアイドルが参戦し、いずれも第1回の分を丸々ため込んでいると考えると大変なことになりそうです。百合子が第1回で勝ち取ってくれてよかった...
2/28までの票は使い切ってますし、これ以降は課金票を取りにいくつもりはないですが、無料票をどう使うかはまだ決めてません。まぁ、響が役とれそうならそこに入れるとは思いますが。
コンベをざっと見ての各アイドルを動向を見たうえで、個人的にはこうなるといいなを最後に貼って終わりにします。
ここまで読んでくれた方はありがとうございます。第2回も楽しみたいですね。